パラレルな暮らし

ミュージシャン(自分)に何ができるのか考えるブログ。

taylor guitarを選ぶ3つのポイント。ギターロードショーに行ってきた

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こんにちは!パラレルです

先日、遠征先のイベントでギターの音が出なくなるというアクシデントに見舞われました。。。ギタリストやバンドマンなら誰もが一度は経験するであろう「機材トラブル」です。

その場ですぐ対処できるような軽度のものでしたらまだよいのですが

なかなか原因がわからない場合は困りますよね。もしそれがライブの直前だったら…

考えただけでも冷や汗がでます。

僕の場合はまさに後者で、ちょっとお腹が痛くなりました。笑。

急遽ギターにマイクを立ててそのまま音をとる形で対応したのですが、突然のトラブルを回避するために「サブのギターがもう1本いるんかなぁ」なんて考えたりしました。

帰宅後のメンテナンス

ギターを購入して約5年。配線やネックのメンテナンスはほぼゼロ。

大事に使っているとはいえ心配はありました。

家に帰りちょっとお掃除してあげると、、、

音が出ました。

なんだったんだ。不機嫌だったのかよ。気分屋かよ。

電池やシールド、PAさんにも協力をいただきながらも出なかった音。

掃除しただけで出ました。

 

いや、調子が悪いには違いない。とのことで

テイラーギターさんのホームページへ。すると発見しました。

 

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とりあえずこれだな。いくしかない。

何々?合わせて何かやっているぞ?

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なんだかよくわからないが楽しそうだ。

日にちはいつだ?来週の日曜日。場所は秋葉原いける!

ということで行ってきました!

TAYLOR GUITARS ROAD SHOW 2016

https://www.instagram.com/p/BKDIjbSh5kq/

テイラーギターのロードショーに参加してきました!

 

このロードショーは1人の演奏者の方がそれぞれのギターで同じフレーズを弾いてサウンドを聞き比べる形で進められていきました。

ギターの価格帯は400,000円~ぐらいでしたね。いいギターばかり!

中には100万円を超えるものも…(これは怖くて試奏できなかった)

そこでtaylor guitarを選ぶ際の3つのポイントを教えていただいたので紹介したいと思います。

 

  • 形(ボディ・シェイプ)での音の違い
  • 木材での音の違い
  • プレイヤー(演奏者)による違い

形(デザイン)での音の違い

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出典*1

全て同じ木材で価格帯もほぼ同じのギターで演奏していただき音の違いを確かめることが出来ました。

僕が一番いいなと思ったのはグランドコンサート。

一番ボディサイズが小さいシェイプで、体の小さい僕はまずそこに惹かれましたね。笑。

サイズは小さいのですが、指で弾いてもその小さいボディ全体でしっかり鳴ってくれます。サイズ以上の音量が特徴でした。

ほしい。次に買うならシェイプはこれに決まりです。

木材での音の違い

ギターのトップ、バック、サイドに使用される木材の組み合わせでギターのトーン全体を決定付けます。

同じシェイプで木材の種類だけが違うギターの音を聞き比べました。

この聞き比べはかなりマニアックで難しかったです。。笑。

明らかに音が違うものもあるのですが、微妙な違いにどこまでこだわりを持ってギターを選ぶか。木材によって値段も恐ろしく違いましたね。簡単に紹介すると

 

トロピカル・マホガニー

  • ふくらみがあり前に出る中音域
  • バランスの良いトラディショナルなサウンド
  • 自分の探している音がまだよくわからないプレイヤーの入門用にも最適!

インディアン・ローズウッド

  • よりワイドな音域
  • ディープな低音と明るい高音、スクープした中音域
  • 非常に万能なトーンウッド
  • 高音域の歯切れの良さを求めるプレイヤーに最適!

メープル

  • 他のメープル製アコースティックギターよりもあたたかく豊か
  • 高いレスポンスに長いサステイン
  • 音色全体で直接的なレスポンス
  • プレイヤーのテクニックに敏感に反応!

オヴァンコール

  • ローズウッドの仲間
  • ローズウッドより中音域に丸みのあるトーン
  • 伸びのあるサステイン
  • オールラウンドなギター材として最適!

サペリ

  • マホガニーに似ているが、いくらか明るいトーン
  • 伸びのあるサステイン
  • 様々なスタイルに最適
  • 木の成長が早いので「環境志向」のプレイヤーを魅了!

*2

テイラーのホームページに詳しく記載されているのでこちらもご覧になってください。

www.taylorguitars.jp

プレイヤー(演奏者)による違い

自分自身の演奏スタイルがギターの出す音を決定付ける最大の要因です。

ギターをジャカジャカかき鳴らして弾くのか、しっとり弾くのか

それはピックで弾くのか、指なのか。

弾き語りスタイルなのか、バンドの中で弾くのか。

弦の好みだってあります。

自分の演奏をよく聞き、どんなサウンドを求めているのかを感じることが大切だそうです。

僕のギターは?

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私のギターはこちら。NYLON Seriseの ns24ce-LTD です。

テイラー2011年秋限定モデルでグランド・オーディトリウムのボディシェイプ。

通常のものとはトップ材が違い、シダートップとなっています。通常はシトカ・スプルース材なのですがシダーの方がソフトで暖かいサウンドと表現されフィンガースタイルに適しているようです。

正直、木材まで気にして購入していないのですが、こうしてみるといい選択!

 

テイラー社のこだわり

驚いたのがテイラー社としては「おすすめのギターはない。」という言葉。
だけどよく考えたらそうですよね、好みの音、表現したい音、身体のサイズ、予算まで、みんなそれぞれ違います。
そんな中、テイラーではお気に入りの1本が必ず見つかるように様々なカスタマイズできるようになっているそうです。
そして全ての価格帯において同じ手法での制作、こだわって開発したピックアップが搭載されています。

ニューテクノロジー・ネックとエクスプレッション・システム・ピックアップ

テイラー社員さんいわく、「良いものを何でも全部につけちゃうのがテイラーの悪い癖なんだよね~。」とおっしゃっていました。
他のメーカーのことはあまりよく知りませんが、紹介してくれるテイラー社員さんがおしゃべりが上手すぎて、テイラーが好きになりました。笑。

そしてテイラーの社長、ボブ・テイラーさんは環境問題にも取り組まれているそうです。そのほとんどが木からできているギター。木材がなくなるまでギターを作り続けるわけにはいきません。50年後や100年後、木がなくなってからでは遅いのです。

ギターを作る会社として環境に優しい林業にも力をいれているそうです。

ボブ・テイラーは、環境に優しい林業、およびテイラーが考えるトーンウッドの植林に関する長期的ビジョンについて語ってくれます。

まとめ

何気なく行ったギターロードショーでしたが、想像以上に楽しめました!

今回展示や試奏したギターたちは、僕にとっては一生ものレベルのギターばかりでした。そんなギターをとっかえひっかえ試奏できる機会は中々ありませんよね。

普通の楽器屋さんとでは品数も違いますし、買いもしないギターをたくさん試奏はできませんから。。笑。

そういった意味でもtaylor guitarに触れるいい機会でした。

ギターロードショーは全国各地で開催されていますので興味のある方はぜひ!

広島は来週の土曜日11/12にパルコの島村楽器であるそうですよー

Taylorの人気モデル・最新モデルを一堂に集めた「Taylor Guitars Road Show」を広島県広島市・島村楽器広島パルコ店にて開催いたします。

無料診断会の様子はこちらから!

以上。パラレルでした。